[概要]
このソフトウェアは特定のファイルを監視し、作成や変更が行われたら指定したアプリケーションを起動する常駐アプリケーションです。
[プロジェクト・ホーム]
最新のリリースなどのFWatchの開発状況は、
http://sourceforge.jp/projects/fwatch/ を参照してください。
[使用許諾条件]
本ソフトウェアは完全に無保証です。
本ソフトウェアは「現状のまま」、かつ明示か暗黙であるかを問わず、一切の保証を付けずに提供されます。
本ソフトウェアはGPLv2に従い、だれでも自由に利用でき、且つ、改変することができます。
本ソフトウェアのソースコードの一部を修正もしくは使用した場合は、そのソースコードを開示しなければなりません。
(現在、本ソフトウェア自身にはGPL由来のコードは含まれていません。)
バグ等修正されてご利用される場合はパッチをご連絡いただけると幸いです。
[動作環境]
Version1.7/1.8では、UNICODE版とMBCS版があります。Ver1.7より前のものはMBCS版しかありません。
UNICODE版
- Windows 7 (32/64ビット)
- Windows Vista (32/64ビット)
- Windows 2008 (32/64ビット)
- Windows 2003 (32/64ビット)
- Windows XP SP2以降
- Windows 2000 SP4 + IE6SP1
※ 64ビット版Windows上では、本アプリケーションは32ビットEXEとして実行されます。
※ 開発はWindows7 64ビット版上のVisual Studio 2008で行っております。(APIはWindows98レベルのものを使用しております。)
MBCS版(SJIS版)
- Windows 7 (32/64ビット)
- Windows Vista (32/64ビット)
- Windows 2008 (32/64ビット)
- Windows 2003 (32/64ビット)
- Windows XP SP2以降
- Windows 2000 SP4 + IE6SP1
- Windows 98 SE + IE6SP1
※ MBCS版ではUNICODEのファイルを監視できないため、Windows98以外はUNICODE版の利用を推奨します。
[更新履歴]
- version1.8.0.4は、1.8.0.3のパフォーマンスの改善です。毎サイクルごとに設定ファイル(ini)を読み込んでいたものをキャッシュ化しました。
また、通知がなくアクション開始待ちもないアイドル状態でのスリープ時間を設定できるようにしました。
監視フォルダ数が多く、監視通知がなくても常時CPU負荷が数パーセント以上あるような環境では、
今回の修正により、アイドル時の負荷がほぼ0%に下がる可能性があります。(非アイドル時の負荷は従来と変りません。また通知を受け取る精度も変りません。)
- version1.8.0.3は、1.8.0.2の修正です。ファイル名の判定が大文字・小文字を区別していた問題を修正しました。
既定ではファイル名の大文字・小文字を区別しないようにしました。(これは設定ファイルで変更できます。)
永続化ファイル、ログファイルの環境変数・特殊変数展開ができなかったものを修正しました。
また、ディレクトリ上の全スキャンファイルをログレベル10で出力できるようにしました。内部的に、いくつかの診断用の仕組みを追加しています。(おもにデバッグビルド時のみ)
- Version1.8.0.2では、監視リストファイルもUNICODE対応しました。ヘルプをHtmlHelpに対応しました。永続化に対応しました。設定を残したまま監視の無効・有効化ができるようにしました。
アクションとしてIP Messenger/Beepなどを追加しました。Ver1.5でサポートされていた特殊変数を復活させました。
Ver1.5の「アーカイブ属性のみ」、および「開始時点で存在するファイルも通知」を復活させました。
Ver1.5相当の別ユーザでのプロセス起動とフォルダ監視を復活させました。UNICODE版のログに余計なBOMがついていたので修正しました。
サービスとして実行する機能は未実装です。(2010/11/23)
- Version1.7.0.1では、1.4.2.e2にログ機能を復活させました。またログは詳細度を指定できるようにしました。監視部をUNICODEに対応しました。
UNICODE版はXPのVisualStyleに対応しています。監視リストファイルはSJISのままです。永続化、サービスとして実行する機能は未実装です。(2010/11/5)
- Version1.4.2.e2では、マルチコア環境におけるWindows2003に対応するため監視部を刷新しました。サービスとして実行する機能、および特殊変数、ログ等の機能が省かれています。(2005/8/16)
- (Ver1.5系はマルチコアなCPUでは正常に動作しません。コアを刷新するためにVer1.4.2をもとに修正されたバージョンが1.4.2.e2です。構造的な問題のため、1.5系は放棄されました。)
- Version1.4.2では、アプリケーション起動時のカレントディレクトリを監視対象のフォルダに変更した。(従来はFWatchの存在するディレクトリがカレントであった。)
この動作は無効にできます。エクスプローラがダウンして復活したときにアイコンを再作成します。(2000/8月)
- Version1.4ではsdir、dirパラメーターの末尾に「\」マークを強制するように変更した。ウィンドウスタイルに「min-actv」を追加。これは最小化でありながらフォーカスを持ちます。
またWindowsNT環境でバックグラウンドでサービスが動作中での設定作業のためにサービスの起動・終了をFwatchから操作できるようにした。(2000/6月)
- Version1.3になってWindowsNT/2000環境ではサービスとして起動することができるようになった。ファイル監視項目のリトライが可能になった。
ファイル監視の強制更新検査などの機能が加わった。(2000/4月)
- Version1.2になって、パラメーターに展開できる変数に「date」「time」「spath」「count」「namebody」「dir」「sdir」が加わった。
また、監視項目の追加・削除に加えて修正もできるようになった。Logoff時に設定ファイルを書き込まないバグを修正した。(2000年3月)
- Version1.1になって、設定メニューにファイル更新通知の認識範囲を設定できるようになりました。
設定ファイルは旧バージョンではサポートされていない項目が増えており再設定が必要です。(2000年2月)
- Version1.0は、2000年1月公開。
[連絡・問い合わせ]
バグ報告、機能改善要求などありましたら、プロジェクトホームよりチケットまたはフォーラムに投稿ください。
(あるいは、sourceforge.jpのseraphyの開発者プロフィールからメール ください。)
いまのところ、FWatchはseraphy個人で2000年1月から数年の間隔で作成したものです。
個人で作成しているので人的リソースが限られております。バグ修正、機能改善等のメンテナンス・開発を行っていただける方は、是非、ご連絡ください。歓迎いたします。